4月28日、南アフリカで最大のショッピングモール『モール・オブ・アフリカ』がヨハネスブルグ・ミッドランドにオープンした。華やかなオープニングセレモニーとバラエティに富んだ店舗などで多くの注目が集まった。
13万平方メートルという広大な敷地に店舗数300以上、駐車台数6万5000という『モール・オブ・アフリカ』。「フォレスト・ウォーク」、「グレイト・レイク」など5つのテーマに合わせて店舗を配置し、訪れる客にわかりやすくするという工夫が凝らしてある。4月28日のオープン初日で、すでに12万4000人が来場。4月末から連休とあって遠方からも訪れ、客足は伸びている。
しかし、オープン初日の裏側では混乱をきたしていた。モール駐車場に入るための車が長い列をなし、周辺では渋滞が何キロも発生。 店舗のレジで30分待ちは当たり前、まるでクリスマスイブさながらの混雑ぶりであった。
また、南アフリカらしく駐車場から車が40台盗まれたというデマまで流れた。
モールの責任者によると、安全を第一に考えて通常以上の警備員だけでなく警察官も常駐させたという。そのためか当日、強盗など危害を加える犯罪は起こっていないとのこと。その一方、警察はこの日だけで40名を窃盗で逮捕したと報告している。
モールが行った調査によれば、開店3日ですでに37%の客が複数回来場しているとのことだ。
出典:http://www.iol.co.za
(TechinsightJapan編集部 FLYNN)