俳優ポール・ウォーカーは、代表作『ワイルド・スピード』シリーズ7作目の撮影終了を待たずして交通事故により死亡。しかしその後クルーとキャストは執念で撮影を再開。ポールに似た弟らが撮影に参加するなどし、素晴らしい作品『ワイルド・スピード SKY MISSION』を撮り終えた。現在は同シリーズ最新作の撮影が、順調に進んでいるもよう。亡きポールとのツーショット写真をインスタグラムに公開した主演俳優ヴィン・ディーゼルは、クルーと交わした“ある会話”をファンに紹介している。

こちらの写真に、ヴィン・ディーゼルはこのような言葉を添えた。

「『ワイルド・スピード』シリーズ数作で働いてくれたクルーの多くが、また俺達と一緒にいてくれる。そして特別な作品を創る手助けをしてくれているんだ。」
「そのうちのひとりが、週の終わりに俺のところに来てこう言った。“ワオ、素晴らしい映像が撮れていますね”ってな。それから俺を見て、“ポール（・ウォーカー）も、誇りに思ってくれるでしょうね”と言ったんだ。」

長く続く同シリーズだけに、キャストの“絆の強さ”はとても有名。そのためポールの事故死にただならぬ衝撃を受けたキャストは多く、共演者ドウェイン・ジョンソンは「彼の死を知り大声で泣き喚いた」と明かしていた。

ちなみに彼らが「ポールのためにも最後まで撮る」と撮影を続行した『ワイルド・スピード SKY MISSION』は、迫力ある映像とスリル満点のストーリーラインが高く評価され多くの国々で大ヒット。同作品を存分に楽しみつつも、ポールを思い涙ながらに鑑賞したファンも多かったという。

出典：https://www.instagram.com/vindiesel
（TechinsightJapan編集部　ケイ小原）