マイリー・サイラスやジェニファー・ローレンスらは、子供時代には陰湿なイジメにずいぶん苦しんだという。彼女達より少々年上のモデル、さらには世界的アクションスターらも例外ではなかったようだ。
各国でイジメ問題が深刻化する中、多くのセレブ達が過去に経験した苦しい体験を公表。そのうちモデルとしてトップにまでのぼりつめたジゼル・ブンチェン、ラッパー兼プロデューサーのエミネム、デザイナーのヴィクトリア・ベッカム、そして俳優ジャッキー・チェンの経験をご紹介したい。
■ジゼル・ブンチェン
「この業界に入る前から、イジメられるのには慣れていた。背が高くてやせっぽち。それに目立っていたからよ。」
「私は常にバレーボールをしていたから、真っ赤だった。唐辛子みたいにね。だから人生=イジメられること、そんな風に感じていたわ。」
モデル業を始めたばかりの頃は、「鼻がデカい」「目が小さい」と容姿をけなされたというが、トップにのぼりつめた彼女は莫大なギャラを稼ぐスーパーモデルとなった。
■エミネム
子供時代のエミネムは常に孤独で、イジメや暴力を受けることは日常茶飯事。一度は酷く殴られた結果、頭部の怪我などで入院するはめになったという。その後母と引っ越したものの、そこでもやはり殴られ悪童らの標的に。しかしその苦しみをエミネムは音楽で表現。ミュージシャンとして大成功した彼は、世界的に愛される人気者に成長した。
■ヴィクトリア・ベッカム
裕福な家庭出身だという理由でイジメを受けたヴィクトリアは、友達がまったくできず常にひとりぼっち。イジメは陰惨で、物を投げつけられるなど「惨めそのものだった」という。しかしヴィクトリアはショービジネスに憧れ、スパイス・ガールズのメンバーに。世界中にファンを得た彼女は、現在はファッションデザイナーとして才能を開花させている。
■ジャッキー・チェン
「怖くて、自分を守ることすらできなかった。」
そう子供時代を語るジャッキーは、ある日新しく学校に来た生徒がイジメを受けている姿を目撃。たまらず立ち向かい、その経験から“自分を守る術”を学んだという。その後ジャッキーはアジアのみならず世界のアクションスターとして大成功。62歳の今も、その人気は健在だ。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)