交通違反を犯して警察官に呼び止められ、キップを切られそうになる。そんな時に運転手が放つ苦し紛れの言い訳。面白い嘘、見え透いた嘘といろいろあるものだが、まさかそこで“宇宙人”なる言葉を放つ人間がいたとは…!?

このほど中国・浙江省の公道で繰り広げられた警察官 VS 運転手の会話が面白すぎる。道路交通法に違反した20代とみられる男の運転手に対し、キップを切ろうとする警察官。苦笑ものの動画がSNSに投稿され、メディアも紹介したことから大きな反響を呼んでいる。

なんとかキップを切られまいと抵抗するその運転手。なんと違反は27回目、反則金はすべて未納というから地元警察でも有名な要注意人物のようだ。「あなたはこれ以上車を運転してはなりません。車は牽引することにします」と告げた警察官に、男性はこんな言葉を吐いて威嚇した。

「あなたの星、地球にも法律があるように私の星にも法律があるのです。もしもそんなことをしたらあなたたち地球人にとって非常にマズイことになりますが、それでもいいのですか？　私は銀河系宇宙からこの星にやって来た王室の人間なのです。もしも私に嫌がらせをするような人物がいたら、残念ですがこの地球を滅ぼすことになるでしょう。これ以上私のことを怒らせない方が無難ですよ。」

「星の位置を明らかにすることは難しいですが、私たちファミリーは銀河系惑星の中でもっとも大きな王室で、これまで私を怒らせるようなことをする者は誰一人いませんでした。ここで私のことを解放してくれれば、このたびのあなたの無礼については見逃してあげましょう。」

男の奇天烈な発想とあまりの饒舌ぶりに呆れる警察官。「王室のメンバーなら車など乗り回さず、飛行機かなんかで飛び回ればいいものを」と言うと、男は「あ、飛行機なんて使いませんよ。私には“エフ・ユー・エー”がありますからね。あ、違うか。えーと…“ユー・エフ・オー”のことですよ」と思わずズッコケるようなミステイクも放つ。この生意気な男を警察官が許すわけもなく、男が乗っていた車両はしっかりと牽引され警察の手に渡ったもようだ。

出典：http://shanghaiist.com
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）