食べ物で時折起こる窒息死。こんにゃくゼリー、飴、サプリメント粒、ミニカップゼリー、うずらの卵、そして時にはパンなども危険だとされている。しかし実はふわふわなマシュマロにも要注意。このほど米マサチューセッツ州で…。
ボストンの南に位置するマサチューセッツ州サマセットで、友人の誕生パーティに参加した女の子が命を落としてしまった。窒息事故といえば丸い硬いもの、あるいはプルンとしたものを乳幼児が誤って誤飲することを想像してしまうが、このたびの事故はそのどちらにも相当しない。死亡したのは11歳のアズリエル・エスタブルックスちゃん。のどに詰まったのはなんとマシュマロであったという。
16日に開かれた友人の誕生パーティに参加し、しかしある時、意識なく倒れているところを発見されたアズリエルちゃん。救急救命士により喉に詰まったマシュマロも取り除かれたが、残念ながら22日、搬送先であるロード・アイランド州プロビデンスの「Hasbro小児病院」にて息を引き取った。「マシュマロがあまりにも憎いです」と話し、ひどく肩を落としている母親のアイリスさん。そのパーティに参加した子どもたちは誰一人アズリエルちゃんの異常に気付かなかったという。
今、多くの親子連れが代わる代わる訪れてはアズリエルちゃんの遺影に花を供えているが、家族ぐるみの付き合いを続けてきたリンダ・メランソンさんはアイリスさんにつきっきりとなっており、葬儀のための寄付を募ろうと「GoFundMe」にてオンライン募金活動を行っている。
出典:http://www.myfoxboston.com
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)