そもそも犬が大好きだというこの男性。誤って飛び出したのか、高層アパートの13階の窓の下でオロオロとしている1匹の小さな犬を見つけると、腕力だけを頼りに外壁をよじ登り始めた。犬は無事救出され、一躍町のヒーローと化した男性だが…!?
南米のメディア『Latin Correspondent』が非常に珍しい“快挙”の話題を伝えている。コロンビアのボゴタに暮らすディエゴ・アンドレス・ダヴィラ・ヒメネスさん。彼はこのほど同じアパートの子犬の命を救ったが、その勇気とあまりにも大胆な方法ゆえ、すっかり町のヒーローと化してしまっているようだ。
問題の犬は13階のある住民が飼っている“ルナ”ちゃん。何のアクシデントか窓の下に飛び出してオロオロとしている様子に、たまたまディエゴさんが気づいた。飼い主が鍵をかけて外出中とわかると、ディエゴさんは命の危険も顧みず12階の窓から外壁に出て13階まで上ってしまったのだ。
やがてルナは救出され、外出から戻った飼い主はディエゴさんに深く感謝した。彼が外壁をよじ登る様子を別の住民が録画していたことから、動画はSNSを通じて大ブレーク。動物愛護団体などもFacebookでこぞってその様子を伝え、メディアもディエゴさんをボゴタのヒーローと紹介している。「13階から転落したらひとたまりもない。とにかく助けなければと思ったら咄嗟に体が動いてしまった」と語るディエゴさん。大変な犬好きであるそうだ。
しかしこの一件に激怒している人が1名いた。「自分の生命を危険にさらしてまで、犬1匹のためにそんな無謀なことをするもんじゃない!」とはディエゴさんの母親である。もっともボゴタの女性たちは今、「彼が独身なら是非デートしたい」と大変な興味を示しているという。
出典:http://www.ibtimes.co.uk
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)