国立公園でのサファリでは、動物がほとんど見られないという時もあれば、珍しい瞬間が撮影できることもある。南アフリカのメディア『traveller24.news24.com』が、普段なかなか出会えない貴重なショットを紹介した。

インパラは1頭のオスに数頭のメスというグループで行動する。クルーガー国立公園でインパラが頻繁に目撃されている場所を訪れた写真家アントニオ・ダ・クルスさんは、水辺に寝そべっている7頭のカバの上をメスのインパラが飛び越えているかのような瞬間を捉えた。インパラの筋肉のラインが美しく表現された1枚だ。

また、昨年8月にクルーガー国立公園を訪れたというヴァーノン・ゴウヴェイアさんは、6頭ものサイが車の前に立ちはだかっている写真を紹介した。絶滅危惧種のシロサイであろうこの群れ、車に体当たりされるなどの攻撃性は見られなかったという。

さらに、なかなかお目にかかれないという非常に珍しい光景をシャノン・ヴァン・ニーカークさんが撮影した。1枚の写真にビッグ5と言われる動物のうちライオン、バッファロー、ゾウが写っている。弱肉強食の世界とはいえ、これほどまでに近い距離で3種類の肉食・草食動物がしかも群れで見られるというのはかなり幸運といえるであろう。

出典：http://traveller24.news24.com
（TechinsightJapan編集部　FLYNN）