英ロンドンの街中を走るのは“巨大な人間の足”! しかし、これを見逃さなかったのは交通監視員。男性は違反切符を切られるはめになってしまった。『metro.co.uk』が伝えている。
ロンドンの南に位置する地下鉄バラム駅近くで、ワンズワース交通監視員の目に留まったのはピンク色の“巨大な足”を運転する男性。これだけでも十分目立っているのだが、男性は眩い銀色のジャンパーに黒のヘルメット、黒縁メガネという人目を引く出で立ちなのである。
この画像は目立ちすぎた男性が交通監視員に呼び止められ、違反切符を切られているところだ。ワンズワース警察署職員によって撮影され、今月23日に「地下鉄バラム駅近くの普段と変わらない光景」と記してツイートされた。SNSでは「巨大な足を運転する宇宙人がバラムの街に現れたのかと思った」「これはなんともユニーク」といったコメントで盛り上がりを見せたのだが、実はこの巨大な足、ある目的を持っていたようだ。
ワンズワースでは5月、歌と演劇を中心とした芸術祭「ワンズワース・アート・フリンジ・フェスティバル(Wandsworth Arts Fringe Festival)」が16日間にわたって開催される。この人間の足は同祭典のプロモーションを兼ねて、“あっと驚くアイディアを提供する”アート専門会社「ビューロー・オブ・シリー・アイディアズ(The Bureau of Silly Ideas)」が企画し走らせたものであるという。“音楽に合わせて足を踏み鳴らそう”といった意味合いなのかは不明だが、5月に向けてまたワンズワースの町を走行する予定とのこと。次回は関係各所に“根回し”を忘れないでもらいたいものだ。
出典:https://twitter.com/MPSWandsworth
(TechinsightJapan編集部 A.C.)