ファッション業界の第一線で活躍してきた人気モデル達の中にも、最初は「この容姿ではとてもとても…」とこき下ろされた人は少なくない。ジゼル・ブンチェン、タイラ・バンクス、また若手モデルの注目株ジジ・ハディッドも、“容姿に難アリ”と言われた過去がある。
すでにランウェイからは撤退したジゼル・ブンチェン(35)だが、若き日にスーパーモデルとして大成功。しかしその顔立ちに難癖をつける業界人は少なくなかったといい、ジゼルは駆け出しの頃をこう振り返っている。
「何人かの人にこう言われたの。鼻が大きすぎるし、目が小さすぎるって。雑誌の表紙を飾る日は決してこない、ともね。」
「14歳にして、あんな批判を聞くのは辛かったわ。」
またタイラ・バンクス(42)も、ズバリ「君にモデルは無理」と言われたという。
「そう、無理って言われたの。でもそんなことに耳は傾けなかった」「自分を信じれば、何にだってなれる。そして何だってできるのよ」とタイラはFacebookに書き込んでいる。
そして元「1D」ゼイン・マリクをとりこにしたジジ・ハディッド(21)も、エージェントを探す段階で苦い経験をした。
「NYの色々なエージェントに行ったの。でも多くの人に“しっかり減量しなさい”と言われたの。」
「夜になると涙が出た。母には“もっときちんとしたエージェントを探しましょう”と言われたわ。」
容姿・体重・雰囲気に、異常に厳しいモデルや映画の業界。スレンダーな女優ジェニファー・ローレンス(25)でさえも、ハリウッドの基準からすると肥満だという。
(TechinsightJapan編集部 洋子アンダーソン)