米ジョージア州アトランタ市で最近、あるレストランで市警の警察官数名が集まってディナーをとっていた中、深夜にとんだ騒ぎを起こしていたことがわかった。同僚同士が殴り合いの喧嘩を始め、ついには拳銃まで飛び出したという。
ジョージア州のメディア『georgianewsday.com』が伝えたところによれば、現場はアトランタ市バックヘッドのレストラン「R. Thomas’ Deluxe Grill」。一般人も食事を楽しんでいた中、あまりにも大人げない暴行事件を繰り広げたのはスティーヴン・グリーンとジョゼフ・タイヤーの2名の警察官。どちらが走るのがより速いかで議論となり、両者一歩も譲らなくなってしまったことから小競り合いが発生した。タイヤーはグリーンに「お前の顔を殴ってやりたい」と言い放ち、殴り合った挙句にタイヤーが拳銃を握りしめ、周囲は懸命に諫めたという。
グリーンは2011年から、タイヤーは2012年からアトランタ市警としての任務にあたっていた。現在、監察部(Professional Standards Bureau)がその時の状況について詳しい聞き取り調査を行っているが、市警は「ジョージ・ターナー署長はこの事件を重く受け止めている。部下には、警察官としてのプロフェッショナルな意識と行動を常に心がけていなければならないことを改めて指導したい」との声明を発表。グリーンは現在休職となっており、タイヤーはすでに辞職したという。
出典:http://www.georgianewsday.com
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)