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writer : tinsight-yokote2

【海外発!Breaking News】若手カルト集団 新入りを惨殺「吸血鬼に生まれ変われ」(メキシコ)

メキシコでこのほど、レストラン従業員として働く普通の若い男性があるカルト集団への加入を希望。しかしそのイニシエーションの儀式で無残にも殺害されてしまった。いったいなぜ…!?

メキシコ北西部のチワワ州で今月1日、州議会にも近いある通りで二重のビニール袋に入った若い男性の遺体が発見された。地元警察のパブロ・ロチャ署長が発表したところによれば、男性はレストラン従業員のエドウィン・フアレス・パルマさん(24)。遺体は両手を背中で縛られた状態で、むごい殺され方をしたことは一目瞭然であった。

当初は薬物がらみの殺人事件として捜査が開始されたが、あるネットカフェのトイレでパルマさんのものとみられる血液の反応があり、そこを経営している男が「Sons of Baphomet 1」というカルト集団の運営に携わっていることが発覚。匿名での目撃情報も得て、オマール・サンチェス(25)、グスタボ・ドランテス(18)、イヴェト・ロペス(18)という3名のメンバーがパルマさん殺害の実行犯として身柄を拘束された。警察は現在も逃走中であるリーダー格の男の行方を追っている。

取り調べにおいてわかったのは、パルマさんはこのカルト集団への加入を希望し、そのイニシエーションの儀式の最中に殺害されたということ。メンバーの1人が「彼には犠牲になってもらおう。死ねばやがて吸血鬼となって生き返る」と力説し、周囲もそれに従った。こうしてパルマさんは激しく殴られ、首を絞められ、ガラス瓶を砕いた破片で首を切られたという。

パルマさんが働いていたチワワ州のレストラン「Café 340」では今、従業員たちがユニフォームに喪章として黒いリボンを着け、彼の早すぎる死を悼んでいる。「正直な人柄で周囲とトラブルを起こすようなこともなかった」とある同僚。しかしカルト集団、吸血鬼といったものに関しては「趣味の範囲だとは思うが、少し興味を持っていたようだ」と話す者もいる。若者がネットなどを通じて知り合った仲間と小さなカルト集団を結成することは稀にあるが、各種の儀式においては興奮状態の中で残酷な行為をエスカレートさせることも多い。家族や友人が一風変わった仲間と交流するようになった、そのような時は十分な注意が必要であるようだ。

出典:http://www.express.co.uk
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)