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writer : tinsight-yokote2

【海外発!Breaking News】他人の家屋を売却した男、大金と共にドロン 所有者は遺体で発見(米)

米テキサス州のダラスから、なんとも汚いやり方で大金を手にした男の話題が伝えられた。独り暮らしの人がある時から姿をまったく見せなくなり、家屋が売却されたものの中の片付けが進まない。そのような時には事件性を疑った方が良いのかもしれないと話題になっている。

テキサス州ダラス市警は今、とんだ悪事を働いて大金を手にした後、蒸発してしまったクリストファー・ブライアン・コルバートという43歳の男の逮捕状を取り、行方を追っている。独り暮らしの知人男性になりすまし、彼が所有していた家屋を無断で売却。その大金をがっぽりと騙し取って逃走中だという。

『Dallas Morning News』が伝えているところによれば、1984年以来ノース・ウィネットカ・アベニューに建つその家屋を所有していたのはロナルド・D・シャムウェイさんという57歳の男性であった。ところが昨年5月、ある不動産業者にやってきた男が「家屋を14万5千ドルほどで売却したい」と申し出た。“ロナルド・D・シャムウェイ”と署名したその男について業者は本人確認も行い、売却金額が11万ドルちょっとと決まると、指定された銀行口座に何の疑いもなしに振り込んでしまったという。

しかし9月になっても家屋の中がすっかりカラになっていない上、“シャムウェイ氏”と連絡が取れなくなっていることを不審に思った業者は市警に相談。近隣住民も昨年4月からその姿を見ていないと話す中、シャムウェイさんは庭からビニール袋にくるまれたセメント詰めの遺体となって発見された。コルバートに対する逮捕状は不動産売却という詐欺行為に関するものだが、シャムウェイさんの家に頻繁に出入りし、殺害に関与した可能性があることから市警はさらなる捜査を進めている。

ちなみに不動産業者は「本人確認」という重要なプロセスで過ちを犯してしまった。運転免許証を拝見したいと声をかけるとコルバートは「あ、忘れた。帰宅したらすぐにファックスで送信します」と答え、担当者はそれを鵜呑みにしたという。その後にファックスで送られてきた免許証が意図的に手を加えられたものであったことは言うまでもない。

出典:http://www.foxnews.com
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)