全世界シリーズ累計販売本数が9,250万本を超えるサッカーゲームシリーズ『ウイニングイレブン』(略称:ウイイレ)が、今年で20周年を迎えた。これを記念して、東京・六本木ヒルズに『ウイイレ部屋』なるものが出現したという。なんでも90年代に『ウイイレ』を夢中でプレイした人にとって、とんでもなく懐かしい空間らしい。そこで気になった記者は、一般公開前に開催されたプレス体験会に行ってみた。
六本木ヒルズ内『ヒルズカフェ』に突然現れた『ウイニングイレブン プレイヤーズハウス』。まずダイナミックでスピーディーなイメージの外観が目を惹くが、よく見るとたくさんの文字が書いてある。「やりすぎてコントローラー壊れた」「いつのまに!なぜそこに!」「出来心でキーパーにドリブル突破させてみる」などなど『ウイイレ』をプレイしたことのある人なら納得の「ウイイレあるある」。その数なんと100個というから読み応えばっちりだ。
「ウイイレあるある」にちょっと懐かしさを覚えながら、『プレイヤーズハウス』の中へ。ずらりと並んだテーブルにはプレイステーションが鎮座している。ここでは1人なら『myClub』、2人でプレイするなら『EXHIBITION MATCH』を楽しむと良さそうだ。
さらに『プレイヤーズハウス』を見渡すと奥の方に目的の『ウイイレ部屋』を発見! 90年代のサッカー好き男子の部屋をリアルに再現した『ウイイレ部屋101』では、ウイイレガールズ・佐崎愛里さんがプレイに熱中していた。佐崎さんに話を聞くと「兄がいるので(この部屋にいると)一緒にプレイしているみたいです」とそのリアルさに驚いていた。「ここでは最新のウイイレ2016とウイイレ4を選んでプレイできます。靴を脱いでくつろぎながら、『ウイイレ部屋』で遊んでください」と微笑む佐崎さんは絨毯の上で正座でプレイしていた。部屋の中には当時を思い出す物がたくさん溢れている。サッカー選手のユニフォームやサッカーの雑誌、マンガなどサッカー好き男子らしい物から、ラックに山積みになった衣類や干してある洗濯物、小さな扇風機に電気ストーブなどは当時の生活感バリバリだ。まるでかつての自室か友達の部屋にタイムスリップして遊んでいるかのような懐かしさと居心地の良さに長居してしまいそうだが、ここでのプレイは30分間までとのこと。
次は隣の『ウイイレ部屋102』を訪ねてみる。ここは当時のサッカー部の部室を再現、トロフィーや賞状、サッカーボールなどが置かれ、ホワイトボードにはどうやら試合の作戦を練っていた痕跡が見られる。ここでプレイをしていたのは、クリスティアーノ・ロナウドのファンというウイイレガールズ・辻井美香さん。「楽しいですね。1人でも黙々とプレイしてしまいます」と今にも男臭さが漂ってきそうなサッカー部室で可憐な笑顔を見せた。
ほかにも「ババンギダはえーーー」と『ウイイレあるある』にも登場する元ナイジェリア代表選手ババンギダと握手して写真を撮れるフォトパネルや、ドリンクでは「#ウイイレまたやろーぜ」のラテアート入り「ババンギダラテ」も登場。かつてあまりのスピードゆえ誰もが一度はお世話になったババンギダ選手は、『ウイイレ2016 myClub』にレジェンド選手として見事復活を遂げていた。当初は連絡先すら分からなかったものの、接触が成功してからは現役時代を彷彿とさせるスピードで、あっという間に契約書へのサインが決まったというから、彼はどこまでも高速らしい。3月31日(木)23:59までに「#ウイイレまたやろーぜ」をつけて「ウイイレあるある」をつぶやくと、抽選で総計22,000名にババンギダをダウンロードできるプロダクトコードがもらえるキャンペーン(http://573.jp/yGxN)も開催中だ。
『ウイニングイレブン プレイヤーズハウス』は、六本木ヒルズ内『ヒルズカフェ』で3月10日(木)から3月13日(日)まで開催。営業時間は11:00~23:00(10日のみ19:00~)。詳細はhttp://573.jp/PavLで。
また90年代に『ウイイレ』で遊んだ人なら思わず「そうそう!」とにんまりしてしまうポイント満載のWEB動画『♯ウイイレまたやろーぜ』(https://youtu.be/WcxE1rM6jLA)も公開中。動画では、六本木に出現した『ウイイレ部屋』とそっくり同じ部屋で、男子4人がワイワイと『ウイイレ』を楽しむ。『ウイイレ』の実況・解説としてお馴染みのジョン・カビラと元サッカー選手でタレントの北澤豪が特別出演しているのも『ウイイレ』ファンには嬉しいだろう。
(TechinsightJapan編集部 関原りあん)