シェルターやペットショップで人気があるのは子犬や子猫。年老いた動物は手がかかることもあって引き取り手がなかなか見つからないものだが…。米コロラド州には老犬をはじめ、そんな動物たちと一緒に暮らす男性がいた。
幼い頃から動物が大好きだったというスティーブ・グレイグ(Steve Greig)さんには、生きがいとする“ミッション”がある。「私は両親に、きちんと世話ができるなら好きなだけ動物を飼ってもいいと言われて育ちました。ですからいつもたくさんの動物に囲まれ、一生懸命世話をし、愛情をいっぱい注いできました」と彼は語る。
所有する大きな家には現在、犬が10匹、“ビキニ”という名前のブタ、ウサギ、カモが2羽、ニワトリが2羽、ハトが数羽、ネズミを追いかけるのが大好きな猫数匹が一緒に生活している。犬のほとんどは老犬だ。
グレイグさんのミッションは、可愛がっていた愛犬を亡くし心にぽっかり開いた穴を埋めようと地元のシェルターを訪ねたことがきっかけだったという。シェルターで彼の目に飛び込んできたのは、引き取り手がなさそうな歩くのもおぼつかない老犬。この犬との出会いによりグレイグさんの家には1匹、また1匹と年老いた動物の数が増えていった。「どんな動物だって愛されるべきですよね。年老いた動物に安らぎと温かい家を与えることは私の生きがいになりました」とグレイグさんは話す。
彼は『thechive.com』に「犬も人間も長く生きていると自分というものがわかってくる。自分のことがわかっている者同士というのは、犬であろうと人間であろうといい関係を作ることができるものです」とコメントしている。そんな動物たちは実に仲が良い。グレイグさんの“愛する家族”である動物たちの様子は、インスタグラムに随時アップされている。
出典:https://www.instagram.com/wolfgang2242
(TechinsightJapan編集部 A.C.)