米ミネソタ州で大型の貨物トラックが木をなぎ倒し、停まっていた車に衝突。運転席に座っていたのはなんと…。『newsjs.com』が伝えている。
今月4日、ミネソタ州マンケートーのガソリンスタンドに面した道路脇に、エンジンをかけたまま停めてあった大型貨物トラックが突然向きを変えたかと思うと動き出した。
目撃したデイヴィッド・ステゴラさんは、「バキバキと木が折れるような音がしたかと思ったら、大きな貨物トラックがガソリンスタンドの方向に進むのが見えたんだ。運転席には誰も乗っていなかったので何事かと思ってよく見ると、犬が運転席に座っていて驚いたのなんのって。トラックはそのままガソリンスタンド脇に停めてあった車にぶつかってようやく止まったんだ」と証言している。
幸い怪我人はいなかったが、トラックが停止した後、興奮したラブラドール・レトリバーが窓から顔を出したため現場は騒然。ガソリンスタンド脇の店で買い物をしていたトラックの所有者が、慌てて駆け寄り車の窓を閉めたという。
トラックに衝突された車の所有者は「あのラブラドール・レトリバー、飼い主がトラックの窓を閉めて去ったのを確認すると、自分で窓を開けてひょっこり運転席から顔を出したのよ」と語っている。聡明で洞察力に優れ、盲導犬や警察犬など幅広い分野で活躍しているラブラドール・レトリバー。駆けつけた警察によると、トラックのギアはニュートラルからドライブにシフトされており、犬がトラックを走らせたに違いないとのこと。愛嬌たっぷりで人気があるラブラドール・レトリバーだが、車の運転に関しては才能がないようだ。
出典:http://www.newsjs.com
(TechinsightJapan編集部 A.C.)