まだまだ寒い米ニューヨーク州で、父親とともに忽然と姿を消してしまった2歳にも満たない娘。捜索活動が難航して母親が憔悴を深めている中、なぜか単独で行動する父親が発見され、続いて娘は冷たい川で遺体となって発見された。よく可愛がっているようにも見えた父親だが…。
米ニューヨーク州オノンダガ郡のシラキュース市で、まだ幼く、可愛い盛りであるはずの娘を実の父親が殺害する事件が起きた。第二級殺人の容疑で逮捕されたのは25歳のライアン・ローレンス。父親により無残にも殺されたのはまだ生後1歳9か月であったマドックス・ローレンスちゃん。ライアンは犯行を認めており、動機については「妻がすべての愛情を娘に注いでいるのが悔しかった」と話すなど、大人げない嫉妬心を明らかにしたという。
先週、マドックスちゃんを連れて出たまま行方不明となっていたライアン。妻のモーガンさんが警察に2人の捜索願を出していた中、22日に同市から16kmほど離れた町のリサイクルショップで買い物をするライアンの姿を友人が見つけて通報。単独であったことから厳しい事情聴取を受け、ライアンは20日に娘を殺害していたことを供述。そこから23日の遺体発見まで、オノンダガ郡保安官事務所、NY市警、FBIも巻き込みながらの大変な捜索活動、事件捜査となっていたことを『CBS News』ほかが伝えている。
マドックスちゃんの遺体が発見され、引き揚げられたのはオノンダガ湖に流れ込むオノンダガ川。遺体の一部にひどい火傷を負っていることから殺害後に火をつけられた可能性も高いという。現在ライアンの身柄は拘置所にあるが、「僕もマドックスと一緒に行く」と自殺願望をほのめかす手紙を妻に宛てていたことから、保釈のチャンスは与えられていない。
出典:http://www.worldwideweirdnews.com
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)