海外発!Breaking News

writer : tinsight-yokote2

【海外発!Breaking News】看守長、多数の受刑者に性的暴行 米ジョージア州女子刑務所で

看守による女性受刑者のレイプ被害が時おり報じられているアメリカ。刑務にあたる者として己の行動を律するよう上司も頭を悩ませているところだが、ジョージア州ではその教育係ともいえる看守長が性的暴行の罪で逮捕されていた。アトランタのメディア『fox5atlanta.com』が伝えている。

ジョージア州スウェインズボロにある「エマニュエル女子刑務所(Emanuel Women’s Prison)」に服役していた3名の女性受刑者が、当時の看守長であったエドガー・ジョンソンに性的暴行を受けたとして、このほどジョンソンおよびジョージア州矯正局(Georgia Department of Corrections)に損害賠償を求めたいとする訴訟を起こした。

ジョンソンが受刑者への性的暴行容疑で逮捕されたのは昨年5月。すでに出所している原告のケイシー・ミンシーさんはユージン・フェルトン弁護士らを伴って記者会見を行い、被害者を代表して「ジョンソンは “求めに応じなければ仮釈放を許可しない。子供たちに会えなくても良いのか”、“刑期を延長するぞ”などと脅しては4年にわたり多数の女性受刑者に手を出していました。職権を乱用していたこの男の厳罰を求めたい」と述べている。

しかしこの訴訟、原告が(元)受刑者で被告は看守長、刑務所長、州矯正局のトップなどと法的なバランスが完全に逆転しており、判決、量刑いずれにおいても裁判官は難しい判断を迫られるものとみられている。ジョンソン被告の弁護人は同メディアの取材に、「事実無根。ジョンソン氏は彼女たちの訴えを完全に否定しています。予備審問でも彼の無実を訴える証言が繰り広げられました。ジョンソン氏も出廷の日を楽しみにしていますよ」と余裕のコメントを放っている。

出典:http://www.fox5atlanta.com
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)