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writer : tinsight-yokote2

【海外発!Breaking News】依存症リハビリ施設所長が違法薬物密売 金庫からヘロインなど続々(米)

「身も心もクリーンになって穏やかな人生を取り戻そう」。薬物依存に苦しむ人々にこう諭してきたリハビリ施設の所長が、なんと不法薬物絡みの罪で逮捕された。米ワシントン州のメディア『king5.com』が伝えている。

ワシントン州のエバレットで違法な薬物の所持および密売容疑で逮捕され、11日に連邦裁判所に出頭したティモシー・レーバーグという50歳の男が大きな注目を集めている。逮捕の現場は「I.C. Clean People Recovery Houses」という各種依存症に対応するリハビリ施設で、なんとティモシーはそこの運営者。職員、関係者、そして入所者は一様に「裏切られた」と口にしており、動揺は大きい。

連邦検察当局は、“買い手”を演じながら警察に情報を提供するある人物からティモシーが覚醒剤クリスタルメス(メタンフェタミン)、ヘロイン、マリファナなどを密売しているという情報を得たといい、怪しい動きは昨年12月からマークされていたもよう。施設における家宅捜査では主に事務所として使用されていたガレージの金庫から相当量のクリスタルメス、ヘロイン、マリファナ、鎮痛剤オキシコドンおよび合成鎮痛剤メタドンが、また前科を理由に許可されていないはずの38口径リボルバー銃が押収された。

この施設でマネジャーとして働いていたスコット・ステールさんは、「18人の入所者がいたのです。この人たちに正しい道を教え、更生を手伝うべき立場にありながらティモシーはその責任を果たしていませんでした。なんという劣悪な環境、邪悪な運営者でしょう」と話すなど強い憤りを示している。

出典:http://www.king5.com
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)