「クビ」を宣告されて腹を立てない従業員はいない。だからこそどの店長も“この従業員をいかに円満に辞めさせるか”で頭を悩ませるのである。何しろ中には頭に血が上り、こんなことを店の前で繰り広げる人物もいるのだから…。

米フロリダ州セントジョンズ郡のパレンシアという町にある、ハンバーガーチェーン「バーガーキング」の店舗の前でそのボヤ騒ぎは起きた。燃えているのはなんと同店の従業員に貸与されていたユニフォームと帽子。着火したのはそこをクビになったばかりのティモシー・アレハンドロ・オルティスという24歳の男で店長と口論になる中、異変に気付いた客が911番通報したという。

地元紙の『St. Augustine Record』が伝えているところによれば、オルティスは郡の保安官により逮捕されたが、店に対する呪いの言葉とともに悪態を続けたもよう。店長からの解雇宣告に怒り心頭に発してそのような暴挙に出たことは認めたものの、手錠をはめられることにはひどく抵抗。ボヤ騒動にとどまらず器物損壊、営業妨害、公務執行妨害とあらゆる罪状が加わったもようだ。

出典：http://www.newser.com
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）