米時間15日に開催された音楽の祭典「第58回グラミー賞」授賞式で、『1989』を大ヒットさせたテイラー・スウィフトが最優秀アルバム賞を獲得。そこで披露したスピーチで、カニエ・ウェストに強烈なジャブをお見舞いした。
ニューアルバムに収録した楽曲で、「俺はテイラー・スウィフトとセックスするかも」「この俺があのビッチを有名にしてやったんだから」と歌っているカニエ・ウェスト。カニエ曰くこの歌詞のアイデアを思いついたのはテイラー本人で「きちんと電話もして伝えてあった」というのだが、これをテイラー側は否定している。
そのテイラーが最優秀アルバム賞を獲得し、ステージでこう話した。
「グラミー賞でこの賞を2度獲得した女性は私が初です。その立場から、全ての若い女性にこう伝えたいと思います。」
「“成功を妨げてやろう”そう試みる人が出て来るはずです。またあなたが得た名声について“自分の手柄だ”なんて言う人も出て来るでしょう。でも仕事に集中しさえすれば、いつか目標を達成した時にこう思えるのです。その立場に立てたのは、ひとえに自分、そして自分を愛してくれる人達のおかげなのだとね。それは最高の気分だわ。」
テイラーを完全に見下した歌詞で猛批判されたカニエは、その後約60億円もの負債があると告白。有名なビリオネアを名指しして支援を求めるなど迷走しており、業界内外から「大丈夫なのか」「常軌を逸している」という声が噴出中だ。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)