栄養豊富で手軽な食材として、毎日の食生活に欠かせないほど身近な卵。日本では卵かけご飯など生で食べる習慣もあるが、もし割った卵に雛が入っていたら…。『thesun.co.uk』などが伝えている。

オーストラリアのメジャーなスーパーマーケットのひとつ「ウールワース」で卵を買ったというシドニー在住のAni Bhowmilkさん。卵をゆでて殻を割ってみると、いつもと少し様子が違っていた。殻の下に見えたのはなんとグレーの羽に覆われた雛だったのだ。

こんなことはめったにないと「卵を買ったら鶏がもれなく付いてきた。鶏の雛はゆでてしまったんだ。これを食べるとたんぱく質を摂りすぎてしまうね」とコメントし、自身のフェイスブックに卵の写真をアップしたAniさん。写真の中には雛の血管がくっきりと浮き出ているグロテスクなものもあり、ユーザーの中には「こんな写真は見たくなかったわ」「中に雛が入っているなんて割ってみなくちゃわからないでしょ。はやく忘れるべきよ」などのコメントが寄せられた。

ウールワース側の反応は早かったようで「事態を真摯に受け止め対応させていただきます」と謝罪し、早急に対応することをSNS上で約束している。

一般に市販されている卵の大部分は無精卵だが、有精卵だった場合、鶏の体温に近い38度、湿度65％のもとで21日間程加温すると「雛」になるという。ちなみに有精卵と無精卵の栄養価の差はほとんどないそうだ。

出典：http://www.thesun.co.uk
（TechinsightJapan編集部　A.C.）