元オリンピック選手で、キム・カーダシアンの元養父としても知られるブルース・ジェンナーは、昨年「私は女なのよ」と“トランスジェンダー”であることを告白。その後外科手術で顔と体を女性らしくした彼は、名前もケイトリンと改名し、今は女性として暮らしている。そんな父の性につき、末娘のカイリー・ジェンナーが「実はずっと知っていた」と明かした。
このほどカイリー・ジェンナーが『Wonderland』誌の取材に応じ、こう語った。
「ええ、当然のことだけど、(父がトランスジェンダーなのは)ずっと知っていたわ。でも父はそれを認めなかった。決してね。父は後にそれを告白し、今に至るのよ。」
「正直に言うと、嘘をつかれたくはなかったわ。真実を語ってほしかった。秘密になどせずにね。」
ちなみに今は“女性になった父”をすっかり受け入れており、「みんなが正直に話すこと。それさえ守られていたら、全てOKよ」「みんなに“自分らしく生きて”と背中を押してあげたい」ともコメントしている。
また気になる“今と昔”の心境の変化について、カイリーはTV番組でこう話していた。
「今のケイトリンの方が、ブルースより好き。だって今ではお化粧や服の話も一緒にできるし、前より絆が深まったから。」
ケイトリンに育てられたカーダシアン姉妹も、母と離婚済みの彼女を大事にしているのだそう。女性化に関して特にキム・カーダシアンは理解があり、今もファッションについてアドバイスするなどしサポートに余念がない。家族に支えられ女性としての人生を謳歌しているケイトリンは、現在66歳。一時は死をも考えたというが、今では彼女らしい第二の人生を楽しんでいる。
出典:https://www.instagram.com/kyliejenner
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)