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ベルリン国際映画祭の審査員長に選ばれた女優メリル・ストリープ(66)が、記者会見に登場。アカデミー賞候補者が白人に偏ったことに業界内外がざわつく中、メリルは興味深いコメントを放った。
このほど、記者会見の場で「ベルリン国際映画祭の審査委員会のメンバーが白人に偏っている」と指摘されたメリル・ストリープ。それに怯む様子もなく、メリルはこう語った。
「少なくとも、女性の審査員が含まれているわ。それに女性が多いの。」
「それって、何かを決める団体にしては珍しいケースよ。だから、この映画祭は他と比べると先を進んでいると思うの。」
また、あるエジプト人記者は「北アフリカや中東の映画を十分に理解できるのか」と質問。これに対して、メリルはこう答えている。
「私は様々な文化的背景をもつキャラクターを演じてきたの。どの文化にも共通する“人間性”というものがある。それに、人類はアフリカが起源なの。ええそう。私達はみんなアフリカンというわけ。」
その後、メリルは「全ての性、人種、民族、宗教を含む映画祭にしたいわ」と断言。審査員長としての強い意気込みを堂々と語った。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)