目と目が合った時のその顔つきが気に食わなかった…このほど米フロリダ州で、あまりにも不当な理由で犬がむごい殺され方をした。犯人の男には精神疾患が疑われると『nydailynews.com』が伝えている。
フロリダ州のウェストパームビーチにあるアパートで14日午後7時ごろ、黒い大型犬が戦斧で首から上を切断されるという残虐な事件が発生した。逮捕されたのはハビエル・オルリーという28歳の男。しかし動機については「俺をじっと見るその顔つきが不快だった。そいつを殺すことで自身を清めたかった」などと話したことから、保釈保証金の設定はなく、精神鑑定が進められているという。
事件が起きたアパートで隣人はオルリーがその犬を蹴る姿を目にしており、すぐに通報。しかしパームビーチ郡の保安官代理が駆けつけた時には犬はすでに斬首されており、付近には2本のナイフと小さめの戦斧、「拷問」と彫られた鋭利な棒が落ちており、死んだカモもいた。オルリーは「その墓を立てる」として地面を掘っていたという。
『パームビーチ・ポスト』紙はこの事件に関し、オルリーの母親が代理人を介して裁判所に「息子は精神疾患にずっと苦しんでおり、治療を受けたことも過去にある」などと陳情したことを伝えている。なお動物管理局(アニマルコントロール)では動物虐待事件のデータを逐一管理しているが、オルリーに関する記録は見つからなかった。オルリーの出廷は22日に予定されている。
出典:http://www.nydailynews.com
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)