故マイケル・ジャクソンらを題材にしたコメディで、なんと白人俳優がマイケルを演じていたことが発覚。これにマイケルのファンが猛反発し、米メディアに大きく伝えられた。
英国にて放映予定のコメディが各国で物議を醸している。『TODAY』によるとそのタイトルは『Elizabeth, Michael & Marlon』。『Vanity Fair』の過去の報道を題材にして制作されたものだそう。マイケル・ジャクソン、マーロン・ブランド、エリザベス・テイラーが9・11テロ事件の後ロードトリップに出るというこの作品で、マイケルの役を演じたのは英俳優ジョセフ・ファインズ。『恋におちたシェイクスピア』で知られる彼は白人で、このキャスティングにマイケルのファンは「あり得ない」と猛反発している。
人権活動家のマッケッソン氏(DeRay Mckesson)は「マイケルを演じる黒人俳優を本当に見つけられなかったのか?」とツイート。また、映画評論家のメンデルソン氏(Scott Mendelson)は以下のように痛烈な嫌味をツイートした。
「有名なアフリカ系アメリカ人俳優ジョセフ・ファインズがマイケルの役にキャスティングされました。おめでとうございます。」
ちなみにファインズ本人は、同作品について「コメディなんです」「マイケルとエリザベス、そしてマーロンとの関係を扱った素敵な話」と語っていた。同作品はTV映画と伝えられており、間もなく放映されるという。
出典:https://www.facebook.com/michaeljackson
(TechinsightJapan編集部 洋子アンダーソン)