海外発!Breaking News

writer : tinsight-yokote2

【海外発!Breaking News】エールフランス旅客機、トイレに不審な小包でケニアに緊急着陸。

クリスマス休暇のスタートで空の旅が一気に混雑するようになった中、パリ行きのエールフランス機のトイレで不審な小包が発見され、緊急着陸となったことが伝えられている。

問題のフライトは459人の乗客および14人の乗員を乗せて20日午前1時ちょうどにモーリシャスを発ち、仏パリに向かっていたエールフランス航空463便(ボーイング777型機)。爆弾が入っていることを思わせるような疑わしい小包が機内のトイレで発見され、機長が管制塔に非常事態を告げ、間もなくケニア・モンバサのモワ国際空港に緊急着陸となったことを英メディア『bbc.com』ほかが伝えている。

機内のすべての人々が降機したほか、空港内の人々も安全な場所に避難。爆弾処理班が問題の小包を慎重に取り除いたこと、そして安全を確認後、同空港が機能を再開させたことをケニア港湾公社(Kenya Airports Authority)がTwitterで報告した。ただしエールフランス機の乗客らはモンバサのホテルに誘導されたままとなっているもよう。小包の中身や、誰がそれをトイレに置いたかなど詳細は発表を待つばかりとなっている。

乗客のひとり、ベノワ・ルッシーニさんはメディアの取材に、「クルーはテクニカルな問題が起きたために機材を変更すると説明し、機体も非常にゆっくりと高度を下げていきました。とても冷静だったコックピットやクルーのおかげで、私たち乗客にも動揺などはありませんでした」と話している。

※ 画像はbbc.comのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)