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writer : ac

【海外発!Breaking News】妊娠24週。ハンガーで赤ちゃんを掻き出そうとした女、逮捕(米)

アメリカでは、宗教観や道徳的な価値観から妊娠中絶の是非を巡って国民の意見が大きく分かれる。赤ちゃんを授かっても、産めない理由は人それぞれだろう。このたび、アメリカから飛び込んできたニュースは、その中絶の手口があまりにもおぞましいと…。米『dnj.com』など複数のメディアが伝えている。

事件は今年9月、米テネシー州ラザフォード郡マーフリーズボロに暮らすアナ・ヨッカ(31)の自宅で起こった。妊娠24週に入りお腹のふくらみも目立ち始めたヨッカは、バスタブに水を溜めて体を沈め、赤ちゃんの堕胎を試みたのだ。ハンガーを用いて赤ちゃんを掻き出そうとしたヨッカ。だが、あまりの出血に身の危険を感じ、ボーイフレンドに連れられて市内のセイント・トーマス・ラザフォード病院に運ばれた。しかし赤ちゃんが危険な状態であったため、そこから50キロ北西に位置するナッシュビルのセイント・トーマス・ミッドタウン病院へ搬送される。そこでスタッフにより緊急手術が行われ、妊娠24週、680グラムの男の赤ちゃんが誕生した。

セイント・トーマス・ミッドタウン病院の医師によると、赤ちゃんは命は取り留めたものの、無理やり堕胎しようとしたことで一生にわたり医療サポートが必要な状態とのこと。ある医師は「身勝手な母親によって彼の人生は生まれる前に踏みにじられてしまった」と悔しさを滲ませる。これに対し、ヨッカは「望まない妊娠だったんです。赤ちゃんは欲しくなかった」と淡々と語っているという。

ヨッカは第1級殺人罪で現在ラザフォード郡拘置所に身柄を拘束されており、設定された保釈保証金は20万ドル(約2450万円)。今月21日に初の裁判が行われる。

※ 画像はmetro.co.ukのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 A.C.)