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writer : ac

【海外発!Breaking News】赤ちゃんパンダ「ベイベイ」生後4か月に。報道陣にお披露目(米)

米ワシントンD.C.のスミソニアン国立動物園にて、ジャイアントパンダの雄の赤ちゃん「ベイベイ(Bei Bei)」が誕生してからまもなく4か月。今月14日、そのかわいらしい姿が報道陣に公開された。米『CBS This Morning』などが伝えている。

ベイベイがお披露目されるとあって、この日はたくさんの報道陣が動物園のパンダハウスに集まった。カメラのフラッシュをものともせずマイペースでお母さんパンダに寄り添うベイベイだが、健康診断が始まるとよだれを垂らしながら居眠りを始める始末。獣医が口を開け、生え始めた歯を数えようとすると嫌な素振りを見せたものの、すっかりリラックスした様子の30分間だった。

パンダに詳しい生物学者ローリー・トンプソンさんは「こんなにたくさんの人に囲まれても全然気にする様子がなくて安心しました。いつものように竹の棒で遊んでいたかと思ったら、急におしりを振って岩をよじ登ろうとしたり。まだ歩くには安定していませんが、この調子だとしっかりと歩けるようになるでしょう」とベイベイの成長ぶりを喜んでいる。一緒に生まれた双子の雄は生後まもなく死を迎えたものの、ベイベイはここに来て歯が生え始め、耳の聞こえもよくなり、今では体重も8kgと人間の4か月の赤ちゃんと変わらないそうだ。

ベイベイ(中国名・貝貝)の名前は“大切な宝物”を意味し、米中のファーストレディが命名した。スミソニアン国立動物園には現在、ベイベイの母メイシャンと父ティアンティアン、2歳の姉バオバオとベイベイの4頭のパンダが暮らしている。“中国と米国の絆”とも称されるパンダであるが、バオバオとベイベイは4歳になるのを待って中国に戻され、パンダの繁殖プログラムの一員に加えられるそうだ。ベイベイの一般公開は来年1月16日を予定しているという。

※ 画像はmetro.co.ukのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 A.C.)