「危険です。絶対に真似しないで下さい」とテロップでも入れたくなるような寒～い映像が、ロシアから飛び込んできた。

今月5日、露メディア『Ruptly TV』がYouTubeに投稿した動画をご紹介したい。12月の平均気温はマイナス11度というロシア中央部スヴェルドロフスク州都であるエカテリンブルク近郊のシャルタシュ湖に現れたのは、サンダルに下着1枚、毛糸の帽子といういでたちの男性2人だ。

湖は完全に凍っており、あたりは見渡す限り真っ白である。厚く張った湖の氷に小さな穴を開けてワカサギ釣りと言えば日本でもお馴染みであるが、この男性2人はかなりの変わり者だ。

湖の一角に長方形の穴が開いている。裸同然の男性はそこからバケツで水をくみ上げると頭からバシャッとかけて気合をいれ、湖に飛び込んだ。プカプカ浮かぶ氷片に載せられているのはチェス。2人は水の中でじっとしながらチェスをしているのであった。

これは来年2月にエカテリンブルクで行われるチェス大会に備えてのウォームアップだとか。テレビ局のインタビューに応じていた男性達だが、さすがに長時間のチェスは無理なようで、湖からあがると待機していた移動式サウナ車に向かって一目散に走っていった。

※　画像はYouTubeのサムネイル。
（TechinsightJapan編集部　A.C.）