11月6日から週末にかけて、南アフリカ国内で4機の小型飛行機が墜落した。別々の場所で発生したことから事故に関連性は見られないが、天候によるものとは思えず、パイロットの技術に問題がありそうだ。
11月6日、ヨハネスブルグのランドバーグにて回転しながら落ちていく小型飛行機を目撃したという通報を受けて、駆けつけた救急隊はスポーツ競技場に飛行機の残骸を発見した。残骸の近くには男性が1人倒れていたが、即死であった。
翌7日には、海岸沿いの都市ポートエリザベスで小型飛行機が墜落、23歳のパイロットが死亡した。飛行機は離陸後すぐに空港のフェンスに激突し、墜落したとみられている。
同日、ポートエリザベスより海岸線に沿ってさらに北東に位置するリチャーズ・ベイでは、シングルエンジンのプロペラが飛行中に落下し、午前11時過ぎにビーチへ緊急着陸した。海難救助隊が駆けつけたが、幸いなことにパイロットや搭乗していたカップルにも怪我はなかった。
そして8日の午後、ヨハネスブルグ・ミッドランドのグランドセントラル飛行場付近の民家に小型飛行機が墜落。爆発音のような音に驚いて外へ飛び出した住民らは、家から5メートルほどしか離れていない木に飛行機が突き刺さっているのを発見した。パイロットは墜落の衝撃で外に飛ばされており重傷、近くの病院に搬送されたという。
※ 画像はnews24.comのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 FLYNN)