実父による虐待が絶えない環境で幼少期を過ごした歌手クリスティーナ・アギレラ(34)が、母としての思い、そして音楽に救われた過去を語った。
クリスティーナ・アギレラの両親は、彼女がまだ幼い頃に離婚。そこに至るまでクリスティーナ一家は父の家庭内暴力(DV)に耐え、クリスティーナは不安を抱えて成長したと語っている。
「そうなの。だから私自身が子供を持つ決意をしたとき、こう決めたの。子供達にとって、安全な家庭環境にしようって。私自身が、安心できない環境で育ったからよ。」
しかし父に怯える中、クリスティーナは“あるもの”に出会ったという。
「ええ、それが音楽。自分を解き放ってくれる“はけ口”だわ。時には音楽に癒されたの。」
父のDV行為につき公表してきたクリスティーナは、「人には話しにくい話題でしょう」ともコメント。だからこそ自分が事実を話し、DV被害者が希望を見出す手助けをしたいと明かす。ちなみに父はクリスティーナら実子に対する暴力は否定済みで、クリスティーナの母との関係についてはこう語っていた。
「元妻とは多くの点で意見が割れました。僕も彼女も気性が荒かったのです。」
「妻に手をあげたことは申し訳なく思いますが、決して残忍な暴力行為ではありませんでした。」
「子供をハッピーにするのは親」「子供はスポンジのように何でも吸収するもの」という信条を持つクリスティーナは、長男・長女を大切に育てている。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)