海外発!Breaking News

writer : tinsight-yokote2

【海外発!Breaking News】Facebookで発覚。マレーシアのビーチで中国人が公然わいせつ。

今年6月、大きな地震が襲ったマレーシア・ボルネオ島サバ州のキナバル山(標高4,095m)で、山頂を制覇した記念に全裸になっていた外国人登山グループが公然わいせつにつき身柄を拘束されたことは記憶に新しい。サバ州でまた同じような事件が起きたことが伝えられている。

美しい自然やビーチリゾートを持ち、世界中から観光客が集まってくるマレーシアのサバ州。海水の透明度がきわめて高い東岸のリゾート地センポルナで、今度は中国からきた若者たちがハメをはずし過ぎてしまったもようだ。開放的な気分の中、浅瀬の海に入って次々と水着を外し始めたのである。

問題の写真はFacebookに投稿されて拡散したところを現地の観光協会のメンバーが発見したもので、一行は中国からきた男6名女4名の計10名のグループ。女性はビキニのブラをはずしてトップレスになり、男性は全裸になって局部を手で覆って写っている。サバ州警察犯罪捜査課長のDatuk Salehhudin Abdul Rahman氏によれば、この事件で現地にてダイビングインストラクターをしている33歳の中国人の男が公然わいせつ罪につき拘束されたもよう。その写真の情報が警察当局に寄せられた時、若者らがすでに帰国していたかどうか定かではなかったが、当局は国際刑事警察機構の力を借りて情報の収集に努めたという。男の拘束期限は10月25日。罰金か最高3か月の懲役か、あるいはその両方を言い渡されるか裁判所の判断が注目を集めている。

マレーシアでは人々の行儀の悪さが大自然を守る偉大な神を冒涜し、その怒りに触れると大地震といった天変地異が起きると信じられており、国民は押し寄せる外国人旅行客のバカ騒ぎには長いこと閉口していた。ビキニですら肌を覆う面積が少なすぎると考えるなどイスラムの色が強いこともあり、ルールを犯す者への罰則は年々厳しくなっている。文化・環境大臣およびサバ州観光旅行協会は、外国人旅行客を世話するツアー会社にそのあたりの周知徹底を図るよう指導していきたいと発表した。

※ 画像はnews.163.comのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)