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writer : tinsight-yokote2

【海外発!Breaking News】神経質な孫、「食事中に鼻をかんだ」と祖母を撲殺(米)

神経質で潔癖症の人にとっては、たとえ家族であっても「鼻をかまれる」という行為は許しがたいものなのであろうか。このほど米ミネソタ州で、それが気に障ると孫が祖母を殺害してしまった。

ミネソタ州ミネアポリスの南に位置するファーミントンで、リンデン・ストリートのある家庭にて親族殺人事件が発生したことを現地メディアの『farmingtonindependent.com』が伝えている。この事件で逮捕されたのはティモシー・ロバート・スティール(35)。15日深夜、2階の寝室にいた80代の祖母アグネス・ワグナー・スティールさんの頭をハンマーで7~8回ほど殴って頭蓋骨損傷により死亡させたもので、動機については「食事中なのに鼻をかんだことが気に食わなかった」などと供述しているもようだ。

ダコタ郡保安官事務所のブライアン・リンドクイスト所長の発表によれば、現在ティモシーの身柄はダコタ郡拘置所にあるとのこと。第二級殺人容疑での起訴が予定され、1998年にも逮捕歴があるティモシーには75万ドル(約9000万円)の保釈保証金が設定された。ファーミントンの町は非常に平和で治安がよく、1975年に殺人事件が起きて以来、実に40年ぶりの事件発生であるという。

また通報者でもあるティモシーの母親は、州メディアの『KMSP-TV』とのインタビューに応じて「息子は精神的な問題を抱えており、薬物依存の状態でした。鼻をよくかむ祖母を嫌がり、その粘液が自分の口に入る、臭ってくるなどと言っていました」と語っているため、目に見えない細菌を恐れてしまう、いわゆる「不潔恐怖症(バイ菌恐怖症)」も疑われている。有罪判決が下れば懲役40年の可能性もあるという。

※ 画像はfarmingtonindependent.comのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)