中国のマクドナルドが、従来のパテとこの国の伝統的なパンや調味料を組み合わせたコラボ・ハンバーガーをデビューさせたもよう。さっそくSNSに写真が投稿されるなど注目を集めている。
中国の食卓には欠かせない、また日本人も大好きな肉まんなどでおなじみの「饅頭(マントウ)」。この蒸しパンを使用したハンバーガーがこれまで中国になかったのは、むしろ不思議であったのかもしれない。中国のマクドナルドでこのほど、アメリカ+チャイナのコラボによる珍しいハンバーガーが登場した。
“饅火的・芝香猪排堡(Modern China Burger)”と謳われたそのハンバーガー、特徴はなんといってもバンズが「灰色」であること。中国の人々が愛してきたマントウにすり黒ゴマが混ぜられているためで、ベーコン、そして豚肉を使用したパテのソースは山椒の香りが効いた四川胡椒入りケチャップだそうだ。ただしこのバンズの色について、一部からは「汚染された中国上空の色を思い起こさせる」との意見も出ているもようだ。
実は今年7月、中国マクドナルドはセールスの低迷を覆すべく、「あなた好みのハンバーガーのテイストを教えて下さい(Create Your Taste)」なるアイデアの公募を行っており、この商品も応募されたアイデアのひとつであった可能性が高そうだ。何はともあれ中国人はマントウの食感が大好き。11月3日までの限定販売だといい、話のネタとしても買い求める価値は十分にあるのではないだろうか。
※ 画像はquanlaoda.comのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)