路上テストもバッチリ、これで運転免許証の取得が目の前に見えて来た…教官からも褒められるような走りをそこまでずっと続けてきたその教習生、しかし最後だけはどうにもまずかった。このほど米ワシントン州で…。
ワシントン湖を隔てて、シアトルの真東に位置するベルビュー市。このほど市警管轄の運転免許センター兼教習所「Bellevue 911 Driving School」で、教官とともに路上テストに出た女の子がそこに戻る際、あり得ない失敗を犯してしまったようだ。
筆記試験もすでに合格しており、路上テストさえ無事に終われば免許証を取得できたはずのその少女。最後に緊張の糸がほぐれてしまったのであろうか、なんと教習所の建物に勢いよく突っ込んでしまった。ガラスの壁面とそれを支える柱、出入り口の扉、いずれもガッシャーンという大きな音を立てて崩落。怪我人が出ていないことだけが幸いだが、ベルビュー市警がTwitterのページに公開したその写真には「あ~あ、やっちゃった」の声が続出している。
市警の広報担当者セス・タイラーさんはシアトルのメディア『KOMO News』に、「少女はアクセルとブレーキのペダルを踏み間違えたため、当然ながらテストの結果は不合格となりました」と誰もが予想した通りのことを語った。しかしアメリカで車を運転できないのはあまりにも非情であることから、「これに懲りず彼女がまたすぐにでも再挑戦してくれるとよいのですが」と寛大さを見せている。
※ 画像はtwitter.com/BvuePDのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)