このビキニを着て汚染から海水を救おう、地球環境を守ろう！　なんと海水に含まれる、あるいは漂う塩分、油分、化学物質などを次々と吸着させていく素材を使用したビキニが誕生し、専門家の注目を集めている。

このほど米カリフォルニア大学リバーサイド校で電気工学が専門のミール・オズカン博士が、海水をキレイにする効果を持つ“Sponge Suit”なるビキニを発表し、服飾部門における優れたテクノロジー発明品に贈られる「Reshape15/Wearable Technology Competition」の最優秀作品に選ばれた。

コストパフォーマンスにも優れていると自信満々のオズカン博士。デザインを手がけたのは「Eray Carbajo」社である。通気性も抜群のスポンジタイプのメッシュ構造については多孔質発泡体からインスピレーションを得たといい、使用する素材の品質や配分量、そして人間工学に基づく使用感など3Dプリンターを駆使しながら満足感を追求したという。

デザインについても十分にセクシーだと評価されているが、この素材は重量の最大25倍にまで膨れ上がることから、ビキニ美女が海から上がった姿に注目したいものである。ただし、どうせなら小さなビキニではなくワンピース型にすればよいのにとの声もあるようだ。

※　画像はmetro.co.ukのスクリーンショット。
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）