中国では10月1日から日本でいう「建国記念日」にあたる「国慶節」に入り、人々は計7日間の連休を楽しんだ。彼らはなんといっても“爆買い”が魅力的なのであろう、日本にも大変な数の中国人旅行客が訪れたとして話題になっていたが…。
建国66周年を祝ったこのたびの大型連休「国慶節」で海外に出た中国人の数はなんと400万人。日本には昨年の同時期より36.6%増の約40万人が訪れたことを上海のメディア『shanghaiist.com』が伝えている。観光のかたわら相変わらず“爆買い”に奔走する中国人旅行客たち。パンパンに膨れ上がった大きな財布、無造作に握りしめている厚い札束には唖然とするほかない。
そんな中、『人民日報(People’s Daily)』が“中国人はこの連休、日本での買い物に8億3千万ドル(約995億円)を費やした。日本の経済を0.1%押し上げたことになる”といった情報を伝え、世界の人々を驚かせている。彼らに飛ぶように売れているのは美容フェイスマスク、ウォシュレット便座、保温ポット、シェーバー類、そして世界の有名ブランド品が人気であることは言うまでもない。
中国の大手旅行サイトの情報によれば、現在の海外旅行先・人気トップ3は日本、韓国/タイ、香港/マカオの順とのこと。特に日本においては“メディカル・ツアー”なるものが注目を集めており、大病を抱えているため日本の医療機関でセカンドオピニオンを求め、場合によっては治療を受けたいという中国人が急増しているという。
※ 画像はshanghaiist.comのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)