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writer : tinsight-yokote2

【海外発!Breaking News】スーツなし耐9G訓練、見事に耐え抜いた米・戦闘機パイロットの卵<動画あり>

米空軍の戦闘機パイロットを目指すある若者。彼はGスーツなしでの“耐9G”という想像を絶する訓練を見事にパスした。「おお、立派だ、すごいぞ」といく度も褒める教官。このほどSNSに紹介されたある動画が話題を呼んでいる。

旅客機の操縦とは異なる、一気に加わる加速と遠心力に耐えられるか。戦闘機パイロットを目指す者にとって身体上の最大の難関といわれるのが“耐G訓練”。最大9G(自身の体重の9倍の重力)に耐えよというその世界は想像を絶する過酷なものだという。このほどコミュニティーサイトの『Reddit』に、Pidgey_OPさんというユーザーが戦闘機パイロットを目指すある友人の雄姿を動画で紹介した。Gスーツなしで9Gに見事耐えたというのである。

こちらは先月29日にYouTubeに投稿された“9G Centrifuge Training”というタイトルの同じ動画である。訓練ブースの中で、最大9Gに設定された遠心力発生装置を相手に苦闘を続けるその戦闘機パイロットの卵。管制室では心拍数などのモニタリングが行われ、教官が“力を込めてお尻と足をぎゅっと縮めろ、さぁ呼吸だ”などと指示を出している。

もちろん危険と判断されたところでGのレベルが緩められる。多くの訓練生が一時的にではあるが視力や意識を失い、嘔吐することもあるだけに、9Gを無事耐え抜いた彼には教官も「よく頑張った」と強く称えていた。戦闘機に乗り込む際には血流を促すため下半身を圧迫する耐Gスーツを着用するが、あらゆる状況下で乗り込むことを想定するためこのような訓練が必要とのこと。特殊な呼吸法と筋力アップのためのトレーニングも欠かせないという。

※ 画像はYouTubeのサムネイル。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)