赤ちゃんポストに託された女児、扉を開けた消防士が“運命”を感じて養子に(米…
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米コネチカット州から恐ろしい殺人未遂事件のニュースが伝えられた。面識のない27歳の女性が命を狙われたもので、精神疾患を抱えた者による通り魔的な犯行であった可能性が高いという。
コネチカット州ウエストハートフォードで先月24日、殺人未遂事件を起こしたグロリア・ドラマーという57歳の女が逮捕された。ウエストハートフォード警察の発表によると、ドラマーはニューブリテン・アヴェニューのドラッグストア「CVS/ファーマシー」でタバコを買って外に出ると、バス停で刃渡り25cmの肉切り包丁を握りしめ、それを若い女性の頭に振りかざした。
州メディア『WFSB.com』が伝えているところによれば、この事件で頭部を3針縫う怪我をしたのはドラマーとはまったく面識のない27歳の女性(名前などは明らかにされず)で、ちょうど店から出たところを狙われた。また事件直後のドラマーは、「頭皮が剥がれなかったんだからあんたはラッキーだ」「私を刑務所につれていってくれ」などと話したそうだ。
通報を受けて掛けつけた警察官には素直な態度で逮捕に応じたドラマー。治安紊乱および傷害罪で起訴され、設定された保釈保証金は10万ドル。事件直前にドラマーが独り言をつぶやき、時に感情を爆発させる様子が目撃されており、刃物を向ける相手は誰でもよかった可能性が高い。警部補のテッド・ストーンバーナー氏は「被疑者に精神疾患があったことは明白です」と話し、ドラマーに自殺願望がみられることから精神鑑定も含め、現在身柄はコネチカット大学健康センターにあるという。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)