writer : namika

健康診断で6割以上が「異常」を発見。京セラの「デイリーサポート」で生活習慣改善を。

元気で長生きすることは、誰もが願うこと。しかし暴飲暴食や運動不足により、生活習慣が乱れている人も少なくない。京セラが行った調査では、健康診断でメタボや高血圧など「異常あり」の経験がある人は6割を超えている。多くの人が、普段の生活習慣を見直す必要があるようだ。

9月16日、京セラ株式会社は生活習慣改善支援サービス「デイリーサポート(R)」を発表。このリリースに伴い、20歳~59歳までの健康診断を受けたことがある男性500名を対象に「健康診断と健康管理に関する調査」を実施した。

まず、健康診断の実態について聞いたところ、これまで「正常という判定しかない」と答えた人は4割を下回る結果となった。つまり成人男性の6割以上が健康診断で何かしらの「異常がある」と判定されたことになる。中でも血中脂質検査や血圧の測定、肝機能検査で25%以上の人が異常ありと判定されたと回答。これら3つの項目は、様々な生活習慣の中でも、特に食生活が乱れている人が多いということを物語っている。

次に自分自身で気になる症状については、最多が「肩こり」で24.0%、続いて「肥満」が21.2%、「高血圧症」が16.0%となった。これらも生活習慣に影響があると思われる症状である。しかし健康管理のために継続的に行っていることを質問すると、「何もしていない」が1位となった。また「運動」のほか、「食事制限」や「規則正しい生活リズムを守る」といった生活習慣に関わる対策は、長続きしない人が多数という結果も出ている。健康管理が続かない原因はわかりやすく、「面倒」「忙しい」といった理由がほとんどだった。健康のためジムに通うにも、仕事で忙しく時間が取れない人も多いだろう。

こういった現代のビジネスマンに生活習慣を継続的に改善してもらうため、京セラは「デイリーサポート(R)」をスタートした。同サービスは、ウェアラブルデバイス「TSUC(R)」とスマートフォンを活用し、自分自身の体調を管理する。「TSUC(R)」は持ち運びに便利なクリップタイプ。身に着けることで、日常の活動量を測定し、そのデータは自動的に自分のスマホへアップロードされる。

京セラ独自のデイリーサポート用アプリでは、毎日の活動量、睡眠、食事などの生活習慣の管理と、スマホで腹囲を半周なぞることで内臓脂肪の状況を確認できる。測定データはグラフ化され、変化の傾向がひと目で分かるように工夫されている。さらに蓄積されたパーソナルデータを元に専門家によるアドバイスが受けられる。

■デイリーサポート(R)
http://www.kyocera.co.jp/prdct/healthcare/dailysupport/

(TechinsightJapan編集部 七海香)

健康診断で6割以上が「異常」を発見。京セラの「デイリーサポート」で生活習慣改善を。
健康診断で6割以上が「異常」を発見。京セラの「デイリーサポート」で生活習慣改善を。