米ミシガン州でこのほど、クモ恐怖症を自負する男性がガソリンを給油中にクモを発見。ライターに火をつけてそこにかざし、給油ポンプを爆発させる火災を起こした。
デトロイトの北に位置するミシガン州センターラインのMobilガソリンスタンドで、クモ恐怖症の男性が給油中にクモを発見してパニックに陥り、「火気厳禁」にもかかわらず“着火”という行為に走ってしまったことを『Fox2 Detroit』が伝えた。
この画像はスタンドの上方に設置された監視カメラがとらえた映像である。男性は車からライターを取り出して火をつけ、クモを遠ざけようとしている中でガソリンに引火。大惨事となってしまった。スタンドの従業員スーザン・アダムスさんが非常事態に気付き、緊急給油停止ボタンを押して911コール。消火器により炎は消し止められ幸いにも負傷者はいないが、スタンドのポンプが壊れてしまったそうだ。
「死んだように動かなくなっているクモですら私には恐ろしいのです」などと男性は脂汗をかきながら必死に釈明。懲りることなく翌日も給油に現れて従業員らを驚かせたという。どんなに小さくても、また噛まれる、クモの巣がからみつくなどのイヤな経験がなくても、クモを見ると恐怖で身の毛がよだつのが“クモ恐怖症(英名:Arachnophobia)”。原因は解明されていない。
※ 画像はfoxnews.comのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)