イタすぎるセレブ達

writer : kohara

【イタすぎるセレブ達】マット・デイモンはゲイ告白“批判派”か。誤解され釈明。

ベン・アフレック(43)と大変仲が良く、大ヒット映画『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』では共に脚本を書き共演もしたマット・デイモン(44)。そのため「ゲイなのではないか?」とも噂されたマットは、それにつき「非常に不愉快だった」「役者はセクシュアリティを明かさない方が良い」という趣旨のコメントをして差別的だと猛批判された。

先日、『ガーディアン』紙のインタビューを受けた俳優マット・デイモンは「カミングアウトすると俳優業は難しくなるか」と問われ、こう答えた。

「もちろんだよ。」
「僕とベン・アフレックが業界で注目されるようになった頃、ゲイだって噂された。男2人が一緒に映画の脚本を書いたからさ。」
「それに答えなきゃならないような、変な立場に立たされた。あれはものすごく不愉快だった。」

またマットは「ストレートだろうがゲイだろうが、(役者の)セクシュアリティなんて誰も知るべきじゃない」とも発言。これらを多くの人がゲイ差別ととらえ、不快感を示したのだ。

そのマットが、レズビアン司会者がホストを務める人気番組『The Ellen DeGeneres Show』に出演。そこでこう釈明した。

「全てを明かさないでいる方が、役者業はやりやすいって言いたかったんだ。」
「なのに、その部分を取り上げて『マットが“ゲイ俳優はカミングアウトすべきじゃない”と言っている』なんて話に仕立てられて…。愚かな話さ。自分が思ってもいないことを言われるのは苦痛だ。それを僕の信念かのように表現されるんだから。」

セクシュアリティを明かすことで、オファーされる仕事や役どころに影響が生じる。よってセクシュアリティを明かさない方が役者業はスムーズにいくとマットは言いたかったのだが、差別に敏感な人々は「マットはカミングアウト反対派」とみなし腹を立ててしまった。この誤解を解く手助けをした番組ホストは、「マットの手助けができて嬉しかった」と後にツイートしている。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)