数々のスキャンダルを経て、ようやく音楽活動を本格的に再開したジャスティン・ビーバー(21)。8月には新曲を『MTV Video Music Awards』にて歌い大喝采を受け、今ではすっかり自信を取り戻したようだ。そんな彼が目指しているのは、ポップスターではなくアーティストだという。
バリバリのアイドル/ポップスターとして、主にティーンから絶大な支持を得てきたジャスティン・ビーバー。彼がこのほど米ニューヨークにてラジオ番組『Mo’ Bounce on Z100』に出演し、ニューシングル『What Do You Mean?』の大成功に触れこう語った。
「別にトップになる必要はないんだ。でも良い気分だよ。」
またジャスティンは同楽曲がレーベルに用意されたものではなく、自分が制作に加わったものと強調。用意された曲を歌うだけでは満足いかないとしてこのように明かした。
「もし(自分で曲を書きたいという)態度を明確にしなければ、俺も他のポップスター達と同じになってしまう。そういうのは単なるポップスターがすることさ。」
またジャスティンは敬愛していた故マイケル・ジャクソンを例に出し、こうも続けた。
「ポップスターの中から“アーティスト”を見つけるなんて、容易なことじゃない。でもマイケルはアーティストだった。パフォーマーで歌が上手ってだけじゃない。歌や踊りが上手い人なら大勢いるから。でも制作して次のレベルに進むことは、本当に大変なんだ。」
以前より「俺を最もインスパイアしたアーティストはマイケル」と語っていたジャスティン。ようやく泥沼を抜け出したジャスティンは、亡きマイケルを目標に今後も音楽活動に取り組んでいく。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)