環境に優しく子供に安全な日用品を扱う会社「The Honest Company」を立ち上げ、厳しい上司として社を引っ張ってきたジェシカ・アルバ。しかし同社が5ミリオン・ドル、日本円にして6億円近い高額訴訟を起こされた。

有毒な成分を含まず、安全かつ良質なエコ商品を製造・販売しているジェシカ・アルバの会社「The Honest Company」。しかし夏には「この会社の日焼け止めを使ったのに、子供がひどい日焼けをしてしまった」という親たちの声が噴出。これに同社は「使用法を間違えていなければ効果はある」と反論していたが、今度は複数の製品の材料そのものに嘘があるとして訴えを起こされた。

原告側は「同社の製品は不正で誤解を招く表示がつけられている」「食器用洗剤やオムツには自然材料以外の物も使われている」と主張し多額の支払いを求めているが、ジェシカはこれに真っ向から反論。以下のように書かれた声明を『businessinsider.com』など一部メディアに公開した。

「弊社に対する主張は事実無根で、何のメリットもないものです。我々は製品に対して責任を持っていますし、お客様に対してもそれは同じです。」
「私の娘2人も、弊社の製品を用いることでより安全な家庭環境で成長しています。」

かなりの売り上げを誇り、複数の空港にも自販機を設置し同社製品の購入を可能にしたジェシカ。しかしここにきて、ついに訴訟問題が勃発。その行方に、全米メディアが注目している。
（TechinsightJapan編集部　ケイ小原）