米インディアナ州のある町で13歳の少年と84歳の男が激しい口論となり、警察は片方を逮捕した。アメリカで13歳といえば体力もそれなりにある。一般的には少年が逮捕されたと考えてしまうものだが、実は逆であった。なぜならその高齢者は…。

インディアナ州のメディア『edgeindianapolis.com』が伝えているところによれば、同州エバンズビルで15日午後、84歳のチャールズ・ウェザーフォードという男が14歳未満の者に対する暴行容疑で逮捕されたもよう。ウェザーフォードは自宅のレンガを部分的に壊した13歳の少年に激怒。説教したところ悪態をつかれ、カッとなって建物の2階に上がるとバルコニーから身を乗り出し、容器に溜めていた尿をその少年の頭に思い切り浴びせかけたのであった。

この件についてエバンズビル市警に通報したのはアリシア・ライルさんという少年の母親。警察官も、びしょ濡れで帰宅した少年や現場に大変なアンモニア臭を放っていたことを確認して逮捕に至った。ウェザーフォードは尿が人間のものであるか動物のものであるかについては明らかにしていない。取り調べに対し、バルコニーに尿を貯めた容器を常備していた理由については「そういう悪い奴らから身を守るためだった」と話したという。少年にも非があるため保釈保証金は750ドル（約9万3000円）に抑えられ、それを支払うことでウェザーフォードの身柄はすでに保釈となっている。

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（TechinsightJapan編集部　Joy横手）