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猛々しい男らしさが試される『エンシエロ(牛追い祭り)』で有名なスペイン。しかし、マドリードにも近いトレドでこのほど30代の男性が死亡する事故が起きた。撮影に夢中になるあまり、自ら危険なエリアに入り込んでしまったもようだ。
スペイン名物「牛追い祭り」が各地で連日深夜までにぎわいを見せるこの時期。しかし英メディア『express.co.uk』が伝えているところによれば、トレドのビジャセカ・デ・ラ・サグラでは9日の午前1時40分ごろ、獰猛な雄牛の攻撃を受けた見物客が命を落としたという。
亡くなったのはデヴィッド・マラード・ロペスさんという32歳の男性で、雄牛は頭突きで彼の体を高く持ち上げると片方の角で首をひと刺しした。目撃者は「男性の体は力を失い操り人形のように揺さぶられていた」と語っている。ロペスさんはその時、安全のために設けられた金属製の柵を越えて2頭の雄牛による死闘を携帯電話のカメラで撮影していた。あまりにも夢中であったため、別の雄牛1頭が自分に近づいてくることに気付かなかったようだ。
大出血となったロペスさんは大病院に搬送され、2リットルの輸血と手術が施されたが午前6時ごろに息を引き取った。友人とともに牛追い祭りに出かけたが、ロペスさんは「自分は走らないで撮影を担当する」と話していたという。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)