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writer : flynn

【海外発!Breaking News】大統領の24億円豪邸に批判集中。“貯水池”が“娯楽用プール”だった(南ア)

私宅改築に、約24億円もの税金を注ぎ込んだ南アフリカのジェイコブ・ズマ大統領。そこに「消火用貯水池」なるものを設置していたが、どう見てもスイミングプールであった。特別委員会にて大統領邸宅のプールが娯楽用か否かという激しい議論が続いた。

クワズール・ナタール州のンカンドラ(Nkandla)という村にあるジェイコブ・ズマ大統領の豪邸が、お金をかけすぎだと以前から問題になっている。7月26日、豪邸の一部がメディアに公開されたが、この邸宅になぜ24億円もかかるのか分からないというのが結論であった。

ズマ大統領によれば、かつて妻の1人が自宅で強盗に襲われたためセキュリティ面を重視したそうだ。しかし公開された監視モニターの部屋は未完成であり、設置される予定の機材が散乱したまま。併設された国防省の医療施設にはベッドや医療機器も見当たらなかった。

さらにズマ大統領が「消火用貯水池」と主張する設備に疑惑の目が向けられた。390万ランド(約3800万円)もかけて建設されたものだが、この日は消防隊による消火活動のデモンストレーションまで行われている。

これに野党DAが「あれはどう見ても娯楽用プールである。周りにプールサイドのタイルがあり、娯楽エリアもある」と指摘するも、与党ANCは「塩素が入っていないので誰も泳げない。娯楽エリアはどこにあるのか分からない。プライバシー保護のための壁もないからこれは貯水用だ」と反論した。

結局、ANCの主張は退けられ、7月29日に行われたンカンドラ特別委員会にて「プールは娯楽用である」と満場一致した。

※ 画像はbdlive.co.zaのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 FLYNN)