赤ちゃんポストに託された女児、扉を開けた消防士が“運命”を感じて養子に(米…
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そもそもお金欲しさに「殺し屋」などというものが存在すること自体が恐ろしい。だが米サウスカロライナ州では、10代の少年にそれを依頼する大人がいた。
サウスカロライナ州グリーンウッド郡で2013年、31歳の男性が突然10代の少年に襲われて殺害されるという事件が起きた。ある女から「別居中の夫を殺してほしい」と依頼されていたその少年。しかし、彼が命を奪ったのはまったくの別人であった。23日にその事件についての裁判が結審し、殺人を依頼したカーリタ・デシーン・フィリップスという41歳の女に終身刑が言い渡されたことをテキサス州のメディア『khou.com』が伝えている。
当時16歳だった少年は、フィリップスの夫ではなくその弟であるジャミール・フィリップスさんを殺害。自宅敷地内で待ち伏せし、帰宅したジャミールさんを夫だと思い込み急襲したという。また、その後の捜査でフィリップスが少年に夫の殺害を依頼したのは、夫の保険金目当てだったということも明らかになった。
殺害行為をお金で請け負うのは非常に重い罪である。フィリップスに続いて少年についての裁きも行われるが、証言から少年はフィリップスと性的関係にあったことがわかり、夫に対する嫉妬心の有無や殺害依頼に対しての拒否の有無なども量刑を判断する重要な材料となりそうだ。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)