writer : ume

キリン『濃密レモネード』がいろいろな意味で限界ギリギリに挑戦。ここまで入れて大丈夫? 果汁22%がこんなにすごい。

猛暑日が続く日本列島。暑い時にはキリリとした喉ごしの炭酸飲料を飲みたくなる人も多いのではないだろうか。そんな思いを覆すキリンのハイグレードライン『別格』シリーズから、『別格 濃密レモネード』が21日より発売となる。発売前から『別格』がまたやってくれたとの噂がテックインサイト編集部にも飛び込んできた。新しいものが大好物な編集部は「果汁のみ。とにかく濃厚すぎる」との噂を検証すべく、キリンビバレッジの本社へ向かった。

マーケティング本部で新商品を担当する東さんに話を聞いた。
―『別格』シリーズの『別格 濃密レモネード』の濃厚さがすごいと噂を聞いてきました。一体どんなものなのでしょうか?
東:はい(笑)。一言で言うと“素材だけの美味しさ”がギッシリ詰まっています。『別格 濃密レモネード』の果汁含有量は22%なのですが、通常柑橘系は10%も入らないんです。特にレモンはたくさん入れると酸っぱくて飲めたものではなく、しかも柑橘系を入れすぎると酸が強すぎるんですよね。本品の果汁量は、その限界ギリギリなんです(笑)。

ボトルはユニクロやTSUTAYA、楽天などのデザインを手掛けた佐藤可士和氏による贅沢かつ濃厚感あふれる黄色とゴールドを基調としたものになっている。

―“素材だけの美味しさ”ということですが、本品の素材は何でしょうか?
東:地中海レモン(透明果汁)を中心に、混濁レモン、レモンピールなど色々なレモンの果汁を使うことで、レモンそのままのナチュラルな美味しさを実現しました。また、レモネードといってもただレモンを使うだけでなく、ライムを使ったり、グレープフルーツとオレンジのコミニュテッド果汁(丸ごと皮を削り中の果肉だけを搾る)を入れたりしています。これによりビターで大人らしい嗜好に仕上げ、さらに蜂蜜を加えて贅沢な味わいに仕上がっています。

―なるほど。大人の贅沢な味わいを楽しめるということですね。では一番こだわられた点は何でしょうか?
東:“香料・酸味料・人工甘味料を一切使用しない”というのが、一番のこだわりです。素材だけで味わいを作るという贅沢にトライしました。

他社製品と比べてみても一目瞭然 22%果汁はここまで濃厚 「キリン 別格 濃密レモネード」

説明を聞くだけでも、これは濃厚なのだろうと予想がつく。実際に試飲させてもらったところ、まず想像以上に色が濃いことに驚いた。通常の2倍を上回る22%もの果汁が入ると、ここまで濃くドロッとした感じになることを実感。口に運ぶと、レモンの爽やかな香りと蜂蜜の濃厚感が喉から鼻の奥まで通り抜ける。一口飲んだだけで素材だけの濃厚な味わいと、程よい刺激の微炭酸が口いっぱいに広がる味わいは、まさに女子がハマる味である。他のレモン果汁系の飲料と飲み比べてみると、素材本来の味わいを再確認できるだろう。

うだるような夏の陽射しに疲れ、ホッと一息つきたい身体には嬉しい濃厚感。人工的なものは一切入っていない素材の旨みを存分に発揮したキリン『別格 濃密レモネード』は、ちょっと贅沢したい自分へのご褒美に良さそうだ。また、職場で「お疲れ様です」とさりげなく差し出せば、できる大人女子としての株も上がるに違いない。甘いものが苦手な男性も、これなら納得の一品である。

7月21日から発売になった「キリン 別格 濃密レモネード」

『キリン 別格 濃密レモネード』2015年7月21日(火)全国発売
250ml 155円(税抜き価格)
(TechinsightJapan編集部 うめ智子)