5月2日に長女シャーロット王女が生まれ、一男一女の父親となった英・ウィリアム王子。
キャサリン妃の出産予定日の直前から取っていた6週間の育児休暇を経て、6月1日には勤務先である民間企業での救急ヘリ操縦士の訓練を再開。晴れて7月13日から本格的に救急ヘリ操縦士としての勤務を始めた。シャーロット王女のお世話でとても疲れた様子だった、とも報じられた王子だが、育児もパイロットとしての仕事も王子としての公務も、そしてよき夫としてもまさに大車輪の活躍を見せている。そこから見えるのは妻・キャサリン妃への深い愛情だ。
7月13日より民間企業のイースト・アングリアン・エア・アンビュランスにて、救急ヘリコプターの操縦士としてのキャリアを本格的にスタートさせた英・ウィリアム王子。実は6月1日に育児休暇が明けると精力的に操縦士としての訓練を再開していた。さらにこれに先立ち5月には、シャーロット王女誕生後初の海外公務として、国際自然保護連合での会合に出席するためジェット機でスイスを訪れている。
6月22日は、救急ヘリ操縦士訓練のため、格安航空会社ライアンエアーでスコットランドに向かう姿が目撃されている。またマグナカルタ制定から800年を記念する式典に出席するために車でわずか90分の距離をヘリコプターで移動するなど、育児休暇が明けてから、ウィリアム王子はまさに分刻みのスケジュールで訓練と公務をこなしている。
もちろん、この間には、シャーロット王女の洗礼式、そして日々のイクメンとしての役割もある。父であるチャールズ皇太子は「シャーロット王女は一晩中ぐっすり眠る親孝行な赤ちゃん」と自慢げであるが、イングランド女子サッカーチームのキャプテンSteph Houghtonさんは5月に会ったウィリアム王子の印象について「目が疲れているように見えた」と語っている。
なぜウィリアム王子はここまで頑張るのか? そこにはキャサリン妃に対する愛情が見え隠れする。キャサリン妃はジョージ王子、シャーロット王女、いずれの妊娠中もひどいつわりに苦しみ、一時期公務を離れざるを得なかった。一部報道では、それにも関わらず王室内において、妊娠や育児を理由にキャサリン妃が公務を減らすことをよしとしない声があったという。
そんな声からキャサリン妃を守るためであろうか。6月1日に育児休暇が明ける前から、ウィリアム王子はときにはジェット機を使い、時にはヘリコプターを使い、キャサリン妃の分まで公務に精力的に取り組んでいる。イクメンであり、よき夫であり、パイロットであり、プリンスであり。まさに八面六臂の大活躍を見せるウィリアム王子である。
※画像は、twitter.com/kensingtonroyalのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 村上あい)